1分でわかる!gooddo編集部まとめ

オリックスレンタカー417店舗を含む直営・提携店舗の約8割がグリーン電力に切り替えを実施し、年間約2,000世帯分の電力消費量に相当する約870万kWhを再生可能エネルギーで賄えるようになりました。

店舗にはグリーン電力使用を知らせるポスターやアクリルスタンドを設置。

他にも環境負荷軽減の一環として、EV充電器の設置や電気自動車の普及促進にも注力しています。

オリックスレンタカーが挑む脱炭素化の新たな一歩

「レンタカー業界で環境に優しい選択肢を提供する」。この理念のもと、オリックス自動車は、全国のオリックスレンタカー417店舗を含む直営・提携店舗の約8割で、使用電力を再生可能エネルギー由来のグリーン電力に切り替えました。この取り組みにより、年間約2,000世帯分の電力消費量に相当する約870万kWhを脱炭素化することが可能となります。

この動きは、単なる環境対策にとどまらず、企業としての社会的責任を果たす重要なステップです。店舗には、グリーン電力使用を知らせるポスターやアクリルスタンドが設置され、利用者にも環境への配慮をアピールしています。

業界全体のトレンドとオリックスの独自性

近年、レンタカー業界では環境負荷軽減の取り組みが加速しています。特に、電気自動車(EV)の導入や再生可能エネルギーの活用は、業界全体のトレンドとなっています。しかし、オリックスの取り組みは、単なるトレンド追随ではありません。オリックスは2020年に本社の電力をグリーン電力に切り替えた実績を持ち、今回の店舗での取り組みはその延長線上にあります。

さらに、オリックスは一部店舗にEV充電器を設置し、電気自動車の普及促進にも力を入れています。これにより、利用者が環境に優しい選択をしやすい環境を整備しています。

環境への配慮がもたらす未来

オリックスの取り組みは、単に企業イメージを向上させるだけでなく、社会全体の脱炭素化を後押しするものです。環境省のデータによると、1世帯が年間に消費する電力量の全国平均は約4,175kWh。オリックスがグリーン電力化した電力量は、その約2,000世帯分に相当します。

このような取り組みが広がれば、業界全体の環境負荷軽減が進むだけでなく、利用者の意識改革にもつながるでしょう。私たち一人ひとりが、環境に優しい選択をすることで、より持続可能な未来を築くことができます。

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【解説】グリーン電力化ってどういうこと?

 オリックスレンタカーが「グリーン電力化」したというのは、具体的には何をしているんですか?

gooddo編集長

グリーン電力化とは、店舗で使う電力を再生可能エネルギー由来のものに切り替えることです。たとえば、太陽光や風力、水力などの自然エネルギーを使った電力を選ぶことで、二酸化炭素(CO2)の排出を減らすことができます。オリックスは、全国のレンタカー店舗や販売店などでこの取り組みを進めています。

どうしてレンタカー業界でこういう取り組みが必要なんですか?

gooddo編集長

レンタカー業界は、車の利用が多い分、環境への影響も大きいんです。だからこそ、電気自動車(EV)の導入や、店舗で使う電力をグリーン化することで、環境負荷を減らす努力が求められています。オリックスのような企業が率先して取り組むことで、業界全体の意識も変わっていくんです。

私たちにできることはありますか?

gooddo編集長

もちろんあります!たとえば、レンタカーを選ぶときに、環境に配慮した取り組みをしている会社を選ぶことが一つの方法です。また、普段の生活でも、電気を無駄にしない、再生可能エネルギーを選ぶなど、小さな行動が環境保護につながります。

企業や個人が環境に配慮した選択をすることで、CO2の排出が減り、地球温暖化の進行を抑えることができます。さらに、再生可能エネルギーの普及が進むと、エネルギーの安定供給にもつながります。つまり、私たちの生活がより持続可能で安心なものになるんです。

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