
1分でわかる!gooddo編集部まとめ
- フットマーク株式会社が廃材を活用したアップサイクルバッグ「クロントイバッグ」「エアバッグバッグ」を発売。
- 「クロントイバッグ」はタイのスラム街で回収された廃材を再利用。「エアバッグバッグ」は廃車解体時の未使用エアバッグ素材を活用。
- 環境負荷を減らしながら、耐久性とデザイン性を兼ね備えた商品。
- SDGsへの関心が高まる中、アウトドア業界でもサステナブルな取り組みが注目されている。
廃材がバッグに変身!FOOTMARK NATURALの挑戦
「廃材がバッグに生まれ変わる」と聞いて、驚く方もいるかもしれません。フットマーク株式会社が展開するアウトドアブランド「FOOTMARK NATURAL」から、廃材を活用したアップサイクルバッグ「クロントイバッグ」と「エアバッグバッグ」が発売されました。
近年、SDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まり、アウトドア業界でも環境負荷を減らす取り組みが進んでいます。フットマーク株式会社は、創業79年の歴史を持つ企業として、これまで水泳用品や介護用品を手掛けてきましたが、今回のアップサイクルバッグは新たな挑戦です。FOOTMARK NATURALは、「本当にエコな選択とは何か」を問い続け、廃材に新たな価値を与えるアップサイクルという方法で、持続可能なものづくりに挑戦しています。
2つのバッグの特徴と背景
「クロントイバッグ」は、タイ・バンコク郊外のクロントイ地区で回収された廃材を再生加工したポリエチレン素材を使用。クロントイ地区はスラム街として知られていますが、デザインの力で地域を変えようとするプロジェクトに賛同し、このバッグが誕生しました。軽量で耐久性に優れ、普段使いにもアウトドアにも適しています。
一方、「エアバッグバッグ」は、日本国内で廃車解体時に未使用のまま廃棄されるエアバッグ素材を活用。エアバッグは人命を守るために設計されているため、強度と軽量性に優れています。素材の特性上、色ムラやシワがある場合もありますが、それがアップサイクル製品ならではの魅力です。
サステナブルな未来を目指して
これらのバッグは、単なる商品ではなく、環境問題への意識を高めるきっかけでもあります。廃材を再利用することで、廃棄物を減らし、資源を有効活用する取り組みは、私たちの未来にとって重要です。
「FOOTMARK NATURAL」の商品は、川や海などの水遊びやキャンプ、普段使いなど幅広いシーンで活躍します。
ぜひ、FOOTMARK NATURALのアップサイクルバッグを手に取り、サステナブルなライフスタイルを始めてみませんか?
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【解説】アップサイクルって何?廃材がバッグになる理由

アップサイクルって何ですか?リサイクルとどう違うんですか?

アップサイクルは、廃材や不要になったものを再利用して、元の価値よりも高い価値を持つ新しい製品を作ることです。一方、リサイクルは、廃材を原材料に戻して新しい製品を作ること。たとえば、ペットボトルを溶かして新しいペットボトルを作るのがリサイクルですが、アップサイクルでは廃材をそのまま活用して、バッグや家具などに生まれ変わらせます。

「クロントイバッグ」ってどんな背景があるんですか?

クロントイバッグは、タイのスラム街で回収された廃材を使っています。クロントイ地区は貧困問題が深刻な地域ですが、デザインの力で地域を変えようとするプロジェクトに賛同して作られました。このバッグを購入することで、環境問題だけでなく、地域支援にも貢献できるんです。

「エアバッグバッグ」はどうしてエアバッグを使っているんですか?

エアバッグは人命を守るために設計されているので、強度や耐久性が抜群です。廃車解体時に未使用のまま廃棄されるエアバッグ素材を活用することで、廃棄物を減らしながら、丈夫で軽量なバッグを作ることができるんです。

どうしてアウトドア業界でこういう取り組みが進んでいるんですか?

アウトドア業界は自然と密接に関わるため、環境問題への意識が高いんです。自然を楽しむためには、環境を守ることが欠かせません。だからこそ、廃材を活用した製品づくりが注目されているんです。
ぜひ、アップサイクル製品を手に取って、環境問題への意識を高めてみてください!

アップサイクル製品を選ぶと、どんなメリットがありますか?

環境への配慮はもちろんですが、アップサイクル製品は独自のデザインやストーリー性があるのが魅力です。誰かの廃材が新しい価値を持つ製品に生まれ変わることで、持続可能な社会づくりに貢献できます。

私たちができることは何ですか?

アップサイクル製品を選ぶことが、環境問題への意識を高める第一歩です。また、日常生活で「捨てる前に何かに使えないか」を考えることも大切です。たとえば、古い服をリメイクしてバッグにしたり、空き瓶を花瓶にしたりするのもアップサイクルの一例です。