1分でわかる!gooddo編集部まとめ

  • ジェックスとRINがコラボし、アップサイクル素材を活用したアロマディフューザー「リクアス アロマ」を発売。
  • 割れたガラス水槽と廃棄予定の花「ロスフラワー®」を再利用し、美しいインテリアアイテムに。
  • サステナブルな取り組みを通じて、SDGsや循環型社会の実現を目指す商品。

アップサイクルの新たな挑戦!「リクアス アロマ」の誕生背景

「割れた水槽と廃棄予定の花が、アロマディフューザーとして生まれ変わる」そんな意外性のある商品が、ジェックス株式会社と株式会社RINのコラボレーションから誕生しました。2025年8月1日に発売された「リクアス アロマ」は、アップサイクル素材を活用したサステナブルな商品です。

ジェックスは、輸送中に割れてしまったガラス水槽をアップサイクルする「リクアス」シリーズを展開しており、これまでにもロックグラスや水槽などを製作してきました。

特に、2023年に発売された「リクアス ベレー」は、アクアリウム業界で初めて、廃棄予定だったガラス水槽を再び“飼育可能な水槽”として蘇らせたプロダクト。

社内SDGsプロジェクトの中から生まれ、2年の構想と試行錯誤を経て誕生しました。割れた水槽を一つずつ手作業で解体し、山梨県・勝沼ガラス工房と協働で再成形。熟練職人の吹きガラス技術とジェックスの技術力が融合した、世界にひとつだけの再生水槽として注目を集めています。

また、2024年には「リクアス グラス」を発売。金魚・海月(クラゲ)・翡翠(カワセミ)など、日本の生き物をモチーフに、水槽ガラス特有の淡いグリーンを活かしたロックグラスを制作しました。

いずれも“廃棄されるはずだったガラスに新しい命を吹き込む”という共通の理念のもと、ジェックスSDGsサーキュラーチームが手掛けています。

一方、RINは「ロスフラワー®」というブランドで、規格外や廃棄予定の花を再利用する活動を行っています。この2社のコラボレーションにより、サステナブルなアロマディフューザー「リクアス アロマ」が誕生しました。

背景にあるのは「廃棄物問題」

日本では、年間約1,000万トン以上の食品ロスや廃棄物が発生しており、その中には花やガラスといった再利用可能な素材も含まれています。特に、花は生産過程で規格外品として廃棄されることが多く、RINの取り組みはこの課題に光を当てています。

また、ジェックスが取り組むガラスのアップサイクルも、循環型経済(サーキュラーエコノミー)の一環として注目されています。同社のGEX SDGsプロジェクトは「ガラスの資源循環」をテーマに、廃棄される水槽の再利用だけでなく、製造過程で発生する樹脂枠の分別やCO2削減にも取り組んでいます。

さらに、インドネシア自社工場と日本のガラス職人が協働することで、国境を越えたサステナブルなものづくりを実現。これらの活動は、「いきものと人が共に生きる社会」の実現という企業理念の延長線上に位置づけられています。

「リクアス アロマ」に込められた想い

「リクアス アロマ」は、単なる商品ではありません。ジェックスのSDGsサーキュラーチームは、「ガラスの透明感とロスフラワー®の個性が融合した美しい仕上がりを楽しんでほしい」と語ります。また、RINの代表・河島春佳氏は、「この商品がアップサイクルやサステナブルな取り組みへの関心を深めるきっかけになれば」と期待を寄せています。

さらに、製造を担当したあしたばガラス工房は、板ガラスを溶かして新たな形にする挑戦を通じて、ガラスの新たな可能性を発見しました。こうした背景には、関わる人々の情熱と創意工夫が詰まっています。

あなたもサステナブルな一歩を踏み出しませんか

「リクアス アロマ」は、単なるアロマディフューザーではなく、私たちが持続可能な未来を考えるきっかけを与えてくれる商品です。ぜひ、あなたの生活に取り入れてみませんか?価格は6,980円(税込)で、ジェックス公式オンラインショップで購入可能です。数量限定のため、お早めにチェックしてくださいね!

この商品を通じて、アップサイクルやサステナブルな取り組みに触れることで、私たち一人ひとりが持続可能な未来に貢献するきっかけになります。

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問い合わせ先情報

【解説】アップサイクルって何?

「リクアス アロマ」はアップサイクル商品と聞きましたが、アップサイクルって何ですか?

gooddo編集長

アップサイクルとは、廃棄物や不要になったものを新しい価値のある製品に生まれ変わらせることです。たとえば、古い服をリメイクしてバッグにするようなイメージです。「リクアス アロマ」では、割れた水槽や廃棄予定の花がアロマディフューザーに変身しています。

リクアスシリーズとは?

gooddo編集長

「リクアス(Requas)」は、ジェックス株式会社の社内SDGsプロジェクトから生まれたアップサイクルブランドです。

2023年に廃棄予定の水槽を再び飼育容器として蘇らせた「リクアス ベレー」、 2024年に水槽ガラスをロックグラスへ生まれ変わらせた「リクアス グラス」、 そして2025年の「リクアス アロマ」へと続く3部作は、どれも“割れた水槽からはじまる再生の物語”を描いています。

ガラスの透明感や職人技が生む新たな形には、「捨てない」「つなぐ」「めぐる」という、これからのものづくりの希望が込められています。

サステナブルな商品を選ぶことに、どんな意味がありますか?

gooddo編集長

サステナブルな商品を選ぶことで、環境への負荷を減らし、資源を大切にする社会を応援することができます。たとえば、「リクアス アロマ」を購入することで、廃棄されるはずだったガラスや花が再利用され、循環型社会の実現に貢献できます。小さな選択が、大きな変化を生むんです。

私たちが日常でできるサステナブルな行動は何ですか?

gooddo編集長

日常でできることはたくさんあります。たとえば、使い捨てのプラスチックを減らす、リサイクル可能な商品を選ぶ、地元の農産物を購入するなどです。また、アップサイクル商品を選ぶこともその一つです。身近なところから始めてみましょう!

「リクアス ベレー」はどこで買えますか?

gooddo編集長

ジェックス株式会社のオンラインショップで購入できます。限定販売なので、気になる方は早めにチェックしてみてください!