1分でわかる!gooddo編集部まとめ

  • 水橋保寿堂製薬が「日本一の美肌プロジェクト」を発足。富山の自然資源を活用したスキンケア商品を開発。
  • 第1弾商品は、富山のブランド米「富富富」の米ぬかと海洋深層水を使用した化粧水。
  • 地域資源のアップサイクルで、持続可能な社会づくりに貢献。
  • 若年層の肌トラブル解決と地域活性化を目指し、協賛企業や学生インターンも募集中。

富山の資源を活用した「日本一の美肌プロジェクト」とは?

富山といえば「くすりの富山」と言われるほど医薬品が発達している地域として有名です。そんな富山の老舗製薬会社である水橋保寿堂製薬株式会社が新たな挑戦を始めました。それが「日本一の美肌プロジェクト」です。

このプロジェクトでは、富山県の豊かな自然資源と同社が昭和23年から培ってきた製薬技術を活かし、持続可能なスキンケア商品を開発することで、肌トラブルの解決と地域活性化を目指します

特に注目すべきは、富山のブランド米「富富富(ふふふ)」の米ぬかをアップサイクルして作られる製法です。米ぬかにはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、肌に優しい成分がたっぷり。さらに、富山湾の海洋深層水を組み合わせることで、保湿効果や肌への負担軽減が期待されています。

新プロジェクトには、皮膚治療の専門家や地元農家などが協力

この「日本一の美肌プロジェクト」の発足に伴い、2025年7月31日に発足発表会が開催されました。発表会では、水橋保寿堂製薬株式会社の木下 雄介社長と共に、皮膚治療の専門家・地元生産者などの関係者が集い、地域と連携したスキンケア開発についてトークセッションが行われました。

皮膚治療の専門家である青山スキンクリニックの冨田院長は、地球温暖化や紫外線量の増加、SNSの普及によるストレスなど、現代の若者を取り巻く環境は肌トラブルを深刻化させていると懸念されました。水橋保寿堂製薬も、この問題を単なる美容の課題ではなく、社会課題として捉えています

また、今回米ぬかのアップサイクルに活用されるブランド米「富富富」の生産者であるアグリライズ南保藤澤さん、蒼ファーム高山さんは「この『富富富』が食べるだけでなく、化粧品として多くの方に知っていただけることはとても嬉しい」と語りました。

第1弾商品は「米ぬか×海洋深層水」の化粧水

プロジェクトの第1弾商品として、富山のブランド米「富富富」の米ぬかと、富山湾の海洋深層水を組み合わせた化粧水が開発され、12月頃に発売予定です。

米ぬかはこれまで十分に活用されてこなかった未利用資源ですが、保湿効果や肌のバリア機能を高める成分が豊富。一方、富山湾の海洋深層水はミネラルバランスが良く、肌に優しいpH値を持つため、スキンケアに最適とされています。

この化粧水の販売による利益は、地域に還元される仕組みです。例えば、地元農家や関連企業への支援、さらには地域活性化プロジェクトへの投資など、経済の循環を生み出すことを目指しています。

未来の美肌と地域活性化を目指して

このプロジェクトでは、地域資源を活用した商品開発に加え、協賛企業や学生インターンを募集しています。企業にはプロジェクトへの協力を通じてPRの機会を提供し、学生には商品開発や情報発信に携わる体験を提供。これにより、地域全体で持続可能な社会づくりを目指します。

「日本一の美肌プロジェクト」は、美容と社会課題解決を両立する新しい挑戦です。富山の自然資源と製薬技術を活かしたスキンケア商品が、どのように私たちの生活を変えていくのか、今後の展開に注目です。

興味を持った方は、ぜひ特設サイトをチェックしてみてください!また、協賛企業や学生インターンとしてプロジェクトに参加することで、持続可能な社会づくりに貢献する一歩を踏み出してみませんか?

→ 協賛企業・学生インターンの応募はこちらから

TOYAMA 日本一の美肌プロジェクト 水橋保寿堂

日本一“肌にやさしい”富山県から 地域の資源を活かした美肌スキンケアをお届けし 現代の肌トラブルを解決します。

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問い合わせ先情報

【解説】「日本一の美肌プロジェクト」って何?

「日本一の美肌プロジェクト」ってどんな取り組みですか?

gooddo編集長

このプロジェクトは、富山県の自然資源を活用して、持続可能なスキンケア商品を開発する取り組みです。

たとえば、富山県の豊かな自然資源と製薬技術を活かし、様々な専門家や企業とともに持続可能なスキンケア商品を開発することで、肌トラブルの解決と地域活性化を目指します。

なぜ富山の資源が注目されているのですか?

gooddo編集長

富山県は「水の国」と呼ばれるほど水資源が豊富で、環境省の「名水百選」にも多くの水源が選ばれています。

また、米ぬかはこれまでにあまり利用されてこなかった「未利用資源」です。ですがビタミンやミネラルが豊富で、スキンケアに適した成分が含まれています。これらの資源を活かすことで、肌に優しい商品が作れるんです。

なるほど、どんな社会課題を解決しようとしているのですか?

gooddo編集長

若年層の肌トラブルや、未利用資源の活用、地域活性化など、複数の課題に取り組んでいます。

特に注目すべきは、米ぬかをアップサイクルすることで廃棄物を減らし、地域経済を活性化させることを目指しています。地域資源を活用することで、環境に優しい商品づくりが進むだけでなく、地域経済の活性化にもつながります。

私たちがこのプロジェクトに関わる方法はありますか?

gooddo編集長

協賛企業としてプロジェクトを支援したり、学生インターンとして商品開発や情報発信に参加することができます。また、商品が発売されたら購入することで、間接的にプロジェクトを応援することもできますよ!

→ 協賛企業・学生インターンの応募はこちらから