
1分でわかる!gooddo編集部まとめ
- ニチバン株式会社が新入社員向けにブラインドサッカーを活用したダイバーシティ研修『OFF T!ME Biz』を実施。
- 視覚を閉じた状態での体験を通じて、コミュニケーションや信頼関係の重要性を学ぶ。
- 同社は2018年から日本ブラインドサッカー協会と連携し、粘着テープ製品の提供などで活動を支援。
- ブラインドサッカーは「視覚障がい者と健常者が混ざり合う社会」を目指す活動。
ブラインドサッカーで学ぶダイバーシティの本質
「視覚を閉じた状態で、あなたはどれだけ周囲と信頼し合えるでしょうか?」
ニチバン株式会社が2025年4月7日に実施した新入社員研修『OFF T!ME Biz』は、そんな問いかけから始まりました。この研修では、ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者の視点を体験しながら、コミュニケーションやチームビルディングの重要性を学びます。
ブラインドサッカーは、視覚障がい者がアイマスクを着用し、音の出るボールを使ってプレーするスポーツです。健常者もアイマスクを着用することで、視覚に頼らないコミュニケーションの必要性を実感します。ニチバンの新入社員たちは、視覚を閉じた状態でのゲームを通じて、信頼関係の構築や役割分担の重要性を学びました。
ニチバンの社会貢献活動とブラインドサッカー支援
ニチバンは、2018年からNPO法人日本ブラインドサッカー協会と連携し、競技の普及や啓発活動を支援しています。同社は大会運営に必要な粘着テープ製品を提供することで、競技環境の整備をサポート。さらに、社員がブラインドサッカーを体験することで、障がい者と健常者が共存する社会の実現に向けた意識を高めています。
ブラインドサッカーは、視覚障がい者と健常者が混ざり合う社会を目指す活動の一環として注目されています。競技を通じて、障がい者への理解を深めるだけでなく、健常者自身も新たな視点を得ることができます。
あなたもダイバーシティを考えてみませんか?
ブラインドサッカーは、視覚障がい者と健常者が協力し合うことで成り立つスポーツです。この研修を通じて、新入社員たちは「多様性を尊重すること」の重要性を学びました。私たちも、日常生活で多様性を意識し、誰もが安心して過ごせる社会を目指して行動することが大切です。
ニチバンの取り組みやブラインドサッカーに興味を持った方は、ぜひ日本ブラインドサッカー協会の活動をチェックしてみてください!
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【解説】ブラインドサッカーってどんなスポーツ?

ブラインドサッカーって聞いたことはあるけど、どんなスポーツなんですか?

ブラインドサッカーは、アイマスクをつけてボールの音と声のコミュニケーションで行なう5人制サッカーで、視覚障がい者と健常者が一緒に楽しめる競技です。情報の8割を得ているという視覚を閉じた状態で、音が鳴るボールを使い、声や音を頼りにチームでゴールを目指します。

ブラインドサッカーは社会にどんな影響を与えているんですか?

ブラインドサッカーは、視覚障がい者と健常者が協力し合うことで、「多様性を尊重する社会」を目指す活動の一環です。競技を通じて、障がい者への理解が深まり、社会全体が「違いを受け入れる」文化を育むきっかけになっています。
たとえば、学校や職場で「みんな違って当たり前」という考え方が広がることで、誰もが安心して過ごせる環境が作られます。

ブラインドサッカーの活動を応援する方法はありますか?

日本ブラインドサッカー協会では、競技の普及や啓発活動を行っています。寄付やボランティア活動を通じて、競技を支援することができます。また、SNSで情報をシェアするだけでも、多くの人に活動を知ってもらうきっかけになりますよ!