1分でわかる!gooddo編集部まとめ

  • NPO法人せいぼとリザプロ株式会社が、2025年8月10日に大宮と渋谷で同日開催イベントを実施。
  • アフリカ・マラウイの子どもたちへの給食支援と、日本の学生教育を結びつけた新しいCSRモデルを提案。
  • 大宮ではコーヒー試飲や展示、渋谷では高校生主体の運営で国際交流を促進。
  • 「1杯のコーヒーが未来を支える」活動を通じて、企業、学生、NPOが持続可能な社会づくりを目指す。

CSRと次世代教育を結びつける新たな共創モデル

「CSR活動」と「次世代教育」を同時に実現する取り組みが注目を集めています。NPO法人せいぼとリザプロ株式会社が協働し、2025年8月10日に埼玉県大宮と東京都渋谷で同日開催イベントを実施しました。このイベントは、アフリカ・マラウイの子どもたちへの給食支援と、日本の学生教育を結びつけた新しい共創モデルとして、多くの来場者を魅了しました。

NPO法人せいぼは、アフリカのマラウイで給食支援を行う団体で、日本ではマラウイ産コーヒーの販売や教育事業を通じて支援活動を広げています。一方、リザプロ株式会社は推薦入試対策を強みとする教育企業で、学生の実践的な学びを支援しています。この2つの団体が手を組むことで、企業の社会貢献、学生のキャリア教育、そしてアフリカ支援が一体となった新しい共創モデルが誕生しました。

マラウイは、世界で最も貧しい国の一つとされ、子どもたちの栄養状態や教育環境が深刻な課題となっています。一方、日本では、推薦入試の増加に伴い、学生が実践的な学びを得る機会が求められています。この2つの課題を結びつけたのが、今回のイベントです。

大宮と渋谷でのイベント内容

今回のイベントは、地域とグローバルを結ぶ場として設計されました。大宮では地域カフェ「Bibly」を活用し、マラウイの紹介展示やコーヒー試飲を通じて来場者が支援に自然とつながる仕組みを実現。一方、渋谷では高校生スタッフが主体となり運営し、外国人来場者との交流を通じて国際的なCSR発信の可能性を示しました。

このイベントの特徴は、単なる寄付や支援にとどまらず、来場者が「学び」から「行動」へとつながる体験型の仕組みを提供している点です。特に渋谷会場では、高校生が主体的に運営を行い、外国人来場者との対話を通じてグローバルな視点を学ぶ場となりました。参加した高校生の一人は、「自分たちの活動が社会に影響を与えることを実感できた」と語り、次世代教育の重要性を改めて感じたそうです。

企業、学生、NPOが共創する新たなCSRモデル

この取り組みは、企業、学生、NPOがそれぞれの強みを活かし、持続可能な社会を目指す新たな共創モデルです。企業にとっては、CSR活動の深化や社員教育の一環として活用でき、学生にとっては、実践的な学びの場となります。また、NPOにとっては、企業や学生との協働を通じて、支援活動の幅を広げることが可能です。

例えば、せいぼはこれまで、通信会社と寄付型SIMカードを共同開発したり、コーヒービジネスで寄付付き商品の展開を行ったりしてきました。これらの取り組みは、企業のブランド価値を高めるだけでなく、社会課題の解決にも寄与しています。

未来を変える一歩を踏み出そう

「1杯のコーヒーが未来を支える」という活動は、私たち一人ひとりが社会課題に向き合うきっかけを提供してくれます。企業や学生だけでなく、一般の私たちも、この取り組みに参加することで、持続可能な社会づくりに貢献できます。

ぜひ、次回のイベントに足を運び、未来を変える一歩を踏み出してみませんか?

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問い合わせ先情報

【解説】CSRと次世代教育の融合ってどういうこと?

CSRって企業がやる社会貢献活動のことですよね?でも、次世代教育とどう関係があるんですか? 

gooddo編集長

その通りです!CSRは企業が社会に貢献する活動ですが、最近では「教育」と結びつける動きが増えています。たとえば、学生が企業の活動に参加することで、実践的な学びを得られる仕組みが作られています。今回のイベントでは、高校生が主体的に運営を行い、国際交流を通じて学びを深めました。これは、企業が社会貢献をしながら、次世代の人材育成にも貢献する新しい形です。

なぜマラウイの子どもたちに給食支援が必要なんですか?

gooddo編集長

マラウイはアフリカ南東部に位置する国で、自然豊かな湖や山々が特徴です。しかし、世界で最も貧しい国の一つで、多くの子どもたちが栄養不足や教育の機会を得られない状況にあります。給食は、子どもたちが学校に通うモチベーションを高めるだけでなく、健康や成長を支える重要な役割を果たしています。

日本の学生がこの活動に関わる意味は何ですか?  

gooddo編集長

日本の学生がこの活動に関わることで、社会課題を身近に感じ、実践的な学びを得ることができます。例えば、イベントの運営やマーケティングを通じて、課題解決に向けたスキルを身につけることができます。これは、推薦入試や将来のキャリアにも役立つ経験です。

今後の展望はどうなっていますか?

gooddせo編集長

せいぼは、企業や教育機関と連携しながら、CSR活動と次世代教育をさらに深めていく予定です。国際的なイベントや新たな商品開発を通じて、より多くの人々が社会貢献に参加できる仕組みを広げていくとのことです。